この本は、SMKという個別指導塾で開発・採用されている「方法」をご紹介したものです。
SMKでは、通常の受験指導のほかに、学校に行きづらい生徒や、
学習障害を含めた発達障害がある生徒に対しての支援、指導、進路選択にも力を入れています。

心理的あるいは精神的な理由で学校に行きづらい生徒がSOSを出して助けを求めてきたときに、
その生徒の得意・不得意の傾向を十分に把握し、それぞれに合った学習方法を提案していくことが重要です。
また、学習だけではなく、生活、人生の質が上がっていくようにフォローもする必要があり、
本書ではその方策も合わせて紹介しています。

具体的には、次の項目に対応する「方法」を公開しています。

・「学校に行きづらい」
・「学習障害がある（といわれている）」
・「発達障害がある（といわれている）」
・「WISCの結果がある」

現在行きづまって苦しんでいる生徒・ご父兄、その他の関係者に、たたき台として利用していただき、
よりよい「方法」へと発展することの契機になればというSMK代表の著者の強い思いから、
この度、本として広く共有することになりました。

塾の講師や学校の先生方に提案する生徒への指導法だけでなく、
各問題に向き合う生徒自身に対するアドバイスも丁寧に書かれていますので、
是非参考にしてください。

【目次】
学校に行きづらい
学習障害がある（といわれている）/ 英語
学習障害がある（といわれている）/ 国語
学習障害がある（といわれている）/ 算数・数学
学習障害がある（といわれている）/ 社会
学習障害がある（といわれている）/ 理科
発達障害がある（といわれている）/ ADHD
発達障害がある（といわれている）/ ASD
WISCの結果を持っている

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